紀州備長炭は良質の燃料として珍重されてきました。 紀伊半島南部に自生し、和歌山県の県木に指定されているウバメガシ(馬目樫)を切り出し、最大1,300℃で焼きます。その間の工程は約一週間で、原木1トンに対し出来上がるのは120kgほど、太さも長さも3分の1に締まります。 紀州備長炭を顕微鏡で見ると、無数の小さな孔があります。1gあたりの表面積は、300・(90坪)にもなります。この孔がさまざまな物質を吸収し、水の浄化、脱臭、調湿などの効果を発揮します。 さらに紀州備長炭には、木の成長に必要な、ミネラルなど微量要素を含んでいますので、炊飯や水の浄化に使うと、ご飯や水がおいしくなります。 このような特性を活かし、紀州備長炭はさまざまな用途に利用されています。
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紀州備長炭について
【紀州備長炭の使い方】 |
◆ご飯を炊く時
3合に1本の割合で、紀州備長炭炊飯用をそのまま一緒に入れて炊きます。 ご飯が黒くなる心配はありません。ふっくらおいしく炊けます。 「古米が新米のようになった」という感想もいただいています。
◆お風呂に
家庭用のお風呂に、袋のまま入れて湯を沸かしてください。 身体の芯まで熱が浸透し、湯冷めしにくくなります。
◆洗濯に
洗剤を入れず、紀州備長炭と塩だけで洗濯ができます。 発泡スチロールのトレイに洗濯用300gを並べ、同じ型のトレイでふたをし、古いストッキングか靴下に入れ、口をしばります。これを洗濯機に塩小さじ一杯と共に入れ、洗濯します。臭いを抑えたい時は炭を多く、白さを増したい時は塩を多くします。